住宅資産活用のキホン① まずは「知る」ことから始めましょう。
- JSK-Planning
- 2023年2月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月18日
住宅資産活用でまずはじめに行うことは現状把握です。①建物の本当の資産価値を知り、②資産全体を把握して、③どのような選択肢があるか?を知る、という、現状把握の3ステップをご説明します。
①住まいの「本当の価値」を知る
まず、建物の状況を把握することから始めましょう。修繕が必要な箇所はあるのか、今後のメンテナンス時期はいつ頃で、費用はどのくらい掛かるのか…
これらを知る方法としてインスペクションがあります。インスペクションとは、現在の建物を状況調査することを言い、国土交通省の定める講習を修了した建築士が行います。インスペクションは、建物を評価する際にも大いに役立ちます。一般に、建物の評価は、築年数や構造種別といった、書面でわかる情報でのみ評価されます。しかし、これでは正確な価値を把握することが出来ず、結果として低く評価される傾向があります。インスペクションを行うことにより、建物の実況に即した適切な査定が可能です。
②資産全体を把握する
住まいの価値を明確にすることが出来たら、次は、現金、有価証券など、その他の資産の洗い出しをしてみましょう。言ってみれば資産の棚卸しです。分かっているつもりでも、見直してみると新たな気づきがあるかもしれません。資産全体を把握することは、これからの人生設計をする上で、大切なプロセスになります。
③どのような選択肢があるか?を知る
資産状況が分かったところで、どのような選択肢があるのかを確認しましょう。例えば、金利の低いリフォームローンや、国や地方自治体の補助金を活用してリフォームを行うことが出来ます。また、リバースモーゲージやリースバックといった方法で、住み続けながら資金を得る方法もあります。住み替えであれば、売却する、賃貸物件として家賃収入を得るなどの方法があります。建て替えであれば、2世帯住宅にする、賃貸併用住宅にするなどがあります。

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